論理値 TRUE、FALSEの四則演算

概要

IFやAND、OR関数の戻り値は論理値ですが、その戻り値を掛け算で扱ったりするケースも見られます。論理値の四則演算がどのような結果になるか確認しておきましょう。

下図は、A列、B列に入力した論理値の組み合わせで、C列:掛け算、D列:割り算、E列:足し算、F列:引き算の計算式をエクセルシートに設定した状態です。

論理値の四則演算 計算式

この計算結果は以下の通りです。

論理値の四則演算 計算結果

この結果の通り、四則演算上、TRUEは数字「1」として、FALSEは「0」として、扱われています。

これは、TRUEどおしの足し算が2、TRUEからTRUEを引くと0、TRUEにFALSEをかけると0、TRUEをFALSEで割ると、「#DIV/0!」つまり、「0で割り算しましたよ!」というエラーになっているなどからわかります。

結論:論理値TRUE、FALSEの四則演算での扱い

TRUE =1FALSE = 0 として扱われる。

TRUE×10は「10」になりますね。

あと、AND(・・・)×AND(・・・)といった計算結果、1つ目のANDが返す論理値と2つ目のANDが返す論理値の四則演算となりまので、結果は1または0になります。

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