テキスト文字列をセルに分割したい!
特定の文字で区切られた文字列(ex.カンマ区切り、タブ区切りなど)をセルに分けて入れたい。
利用機能:区切り位置
「区切り位置」機能は、複数の単語・文字が特定の文字列(タブやカンマなど)で区切られた文字列を各単語・文字に分割してくれる機能です。ポップアップ画面が立ち上がり、ウィザード形式で操作していくタイプの機能になります。分割された単語・文字は1つ1つのセルに分かれて入力されます。
メニュー:データ>区切り位置

操作手順
ここでは、下のように「みかん、りんご、いちご、なし、かき」という文字列をそれぞれの単語1つ1つをセルに分けて格納します。単語の間は、全角のカンマで区切られています。

メニュー「データ」をクリックし、リボンメニューの「区切り位置」をクリックします。

区切り位置ボタンをクリックすると、下のポップアップが表示されます。ここでは、「コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)を選択し、「次へ」ボタンをクリック。

2つ目の画面に遷移します。ここでは区切り文字の種類を指定します。よく利用されるタブやセミコロン、カンマ(コンマ)、スペースはチェックボックスが要されているので、チェックするだけです。今回の例では、全角のカンマなので、「その他(O)」をチェックし、全角のカンマをテキストボックスに入力します。成功すれば、下方の「データレビュー(P)」に区切り位置に縦線が表示されるので、確認できます。OKであれば、「次へ」をクリックします。

3つ目の画面に遷移します。ここでは、分割した文字をどこのセル位置に入力するかを指定します。
以下では、1列3行目=$A$3を指定しています。このセルから順にみかん、そのと右隣りのセルにりんご、さらにその右隣のセルにいちご、・・と入力されていきます。

区切り位置実施後は以下のように全角カンマがなくなって、1つ1つの文字が1列3行目のセルから順に入力されています。

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