複数シートの串刺し集計

概要

複数シートに跨った集計は、一般的にはシートを1つに統合してから行います。

しかし、集計対象の表形式が複数シートで共通であれば、シートを1つに統合せず、串刺し集計が利用可能です。

複数シートの串材集計を「3D集計」とも呼ぶそうです。

目次

集計対象のエクセルシートについて

集計対象のEXCELシートの状態は以下3つのシート(東京営業部、大阪営業部、名古屋営業部)に、商品:みかん、りんご、ぶどうの4月から6月の3か月の売上個数の集計表が同じフォーマットで整理されています。

上記のように集計対象のエクセルシートが同一レイアウトであることが前提です。

串刺し集計の集計対象シート例

各数字は集計結果が確認しやすいように合計666,66,6になるようにしています。

複数シート串刺し集計の手順

上記3つのシートとは別に「支店合計」というシートを作ります。

串刺し集計の集計シート例

次に、支店合計シートで、

  1. B3セルに「=sum(」まで入力します。
  2. 「東京営業部」シートタブをクリック。
  3. 「SHIFT」キーをおしながら「名古屋営業部」シートタブをクリック。このとき、数式は「=SUM(‘東京営業部:名古屋営業部’!」が入力されている状態になります。
  4. 上記の数式の状態で「!」の右に「B3)」と入力し、式を完成させます。
串刺し集計の集計シートの作成イメージ

入力した数式は以下の通りです。

串刺し集計の集計シートの計算式

数式

=SUM(東京営業部:名古屋営業部!B3)

B3セルが完成しているので、あとはオートフィルで下方向にコピーして、そのあと、右方向にコピーします(下図)。

串刺し集計の集計シートの作成 オートフィル
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