企業の基幹システム、ERPなでどの日付形式は8桁や6桁の日付形式で表現されることがよくあります。
例)2023年3月6日 ⇒ 20230306 (年月日の文字やスラッシュを使わない)
年や月や日、/スラッシュをを使うと文字列が長くなってしまい、パソコン・端末の画面表示や帳票のスペースを効率的に使うために8桁や6桁の短縮表示が使われます。日付列に8桁や6桁が表示されていれば、人間は日付として処理できるのです。
余談はさておき、EXCEL関数での8桁日付表示です。
目次
日付データを8桁日付形式に変換

ここで使用する関数は TEXT関数です。TEXT関数は文字列関数の1つで、数値を特定の書式文字列に変換します。
答え:=TEXT(A1,"yyyymmdd")
A1:変換したい数値が格納されたセル
“yyyymmdd”:表示形式。
yyyyは年を4桁で表示せよの意味。mmは月を2桁で表示せよの意味。ddは日を2桁で表示せよ。となります。
では、日付を6桁形式で表示するには
=TEXT(A1,"yymmdd")
となります。結果は「230306」です。
以下、TEXT関数の概要
関数:TEXT(値、表示形式)
TEXT関数の使い方
引数 | 必須/任意 | 説明 |
値 | 必須 | 文字列に変換したい数値、セル |
表示形式 | 必須 | 変換したい表示形式の書式記号。表示形式の記号は「”」で囲って指定。 |
8桁日付文字を日付データに変換

ここで、使用するのは、文字列操作関数のLEFT、MID、RIGHTです。
LEFT関数で「20230306」の左端から4文字を取り出す。
MID関数で「20230306」の左端5文字目から2文字を取り出す。
RIGHT関数で「20230306」の右端から2文字を取り出す。
各々取り出した文字列をDATE関数に渡せば、日付データに変換されます。
DATE関数は、年、月、日を使い、DATE(年,月,日)の形で使用します。
個々の関数の説明は今回は割愛します。また別途で。
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