入力できるデータを別マスタで制限する

概要

大量データが入力されたエクセル表をピボットなどを使って集計する場合、その元データの入力値の正確性が求められます。誤ったデータが混入されていると、分析・集計ができなくなってしまいます。

よって、データ作成の段階から入力ミスを排除するように、入力シートを用意する必要があります。入力ミス削減するため、今回は別シートで管理されているマスタ、リストの値以外が入力されないように「入力規則」機能を紹介します。

目次

入力規則の設定方法

入力規則を設定したいセル範囲を選択し、メニューの「データ」の「データツール」グループの「データの入力規則」をクリック。

図1. 入力規則の設定操作①

データの入力規則ウィンドウが表示されるので、「入力値の種類」で「リスト」を選択。「元の値」の上矢印をクリック。

「データ入力規則」として、入力可能なリスト範囲、今回は「商品マスタ」タブの商品コードのセル範囲を指定します。

図2. 入力規則の設定操作②

以上で設定完了です。

入力規則の動作確認

売上台帳シートに戻り、入力規則の動作を確認します。

商品CD列の右のボタンをクリックすると、商品マスタのリストが表示されます(図3)。

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